資金繰りを改善するためにはどうしたらいい?

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経営コラム
MANAGEMENT COLUMN

資金繰りを改善するためにはどうしたらいい?

経営者の多くを悩ませるのが資金繰りの問題です。
資金繰りを改善するにはどのようにしたら良いのでしょうか。

まずは利益を確保できる体質にする

融資を考える前にまず、利益を確保できる体質にすることが重要です。
損失を垂れ流したまま、融資を受けてもいずれは資金繰りに窮するためです。
利益確保の方法としては、大きく3つに分類できます。

①売上アップ
・マーケティング
・営業力強化
・販路拡大
・単価向上
・リピート率向上

②コスト削減
・仕入先の見直し、相見積もりの実施
・家賃など固定費の見直し
・業務効率化による人件費削減
・節税対策による税金コスト削減
・生産計画の策定、在庫量の適正化

③採算分析
業務別、商品別、部門別に採算を分析します。
・赤字商品・サービスからの撤退、または値上げ
・不採算部門からの撤退
・儲かっている部門への経営資源集中

上記のうち、手がつけやすく即効性があるのは②コスト削減です。

なお、製造業や建設業などの場合、材料仕入から売上の入金までのサイトが非常に長く、資金繰りが厳しくなることも想定されます。その場合は取引条件の見直し(支払いはなるべく遅く、入金はなるべく早く)を検討しましょう。前受金として代金の何割かをもらうようにするのも一つの手です。

融資を検討する

利益を確保できる体質になると同時に、融資も同時に検討しましょう。
今まで銀行が相手をしてくれなかった場合でも、上記の施策により財務体質の改善をアピールできれば、融資確率も高まります。銀行を味方する方法については、別記事を掲載しておりますので、そちらを参考にしてください。
また、過剰な借入によって返済の負担が重くなっている場合には、リスケ(返済猶予)を検討しましょう。

まとめ

資金繰りの改善方法としては、①利益確保できる体質になること、②融資を受けて資金余裕を持たせることが挙げられます。資金繰りは会社の生命線です。一方で経営者が資金繰りに奔走していると、営業活動に専念できないのも事実です。資金繰りに悩まないよう、キャッシュを常に多く確保しておき(キャッシュリッチ)、かつ資金繰りに強い税理士のサポートを受けることをおすすめいたします。資金繰りに悩む時間を、営業やマーケティング、事業戦略、人材などの経営課題に時間に回すことで、会社のさらなる成長につながります。


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河野 岳友
沖縄・大阪の融資・事業再生に力を入れている税理士です。日本政策金融公庫の創業融資には特に力を入れています。会計・税務だけでなく、資金調達や経営改善により「会社にお金が残る仕組みづくり」をお手伝いしております。また、クラウド会計やITを積極活用して、経理の効率化を推進しています。
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